週末にネイピア散策

この前の週末にネイピアを散歩してきた。この街には雑貨屋さんやコスメ店、ブランドのお店がこじんまりと作られている。特筆すべきはその作り、全体を通じてアール・デコ調。洗練されたお店が多い。

ウィキペディアによるとアール・デコとは以下の通り。

ネイピアのT&Gホールはアール・デコの有名建築の一つである、日本のアール・デコで有名な場所は東京都だと庭園美術館をはじめ、聖路加国際病院、伊勢丹新宿本店。そのほかには大阪府庁舎、大丸心斎橋店、神戸市文書館、他にもある。

このような作りになったのには理由がある、地震である。ニュージーランドも火山帯の上に出来た島であるため、地震が起こる。1931年ネイピアを地震と津波が襲う。その影響で町並みは殆どが破壊された。その後の復興計画に当時流行していたアール・デコ建築を取り入れたため、こじんまりとしているものの、洗練された建物が多い。

そのうちの一つ雑貨屋を物色する。ひとつひとつのパートにリビングのような組み合わせで家具が置かれている。
広々とした店内


カッティングボードと意外に軽い黒の食器


アール・デコデザインの水さしと食器


一目惚れしたワックス仕上げのキッチン棚



家具屋を出て1分ほど歩くとコーヒーショップ。お店の前にはパークレットが作られていた。
茶色の板で囲われた部分は普段は車の路上駐車スペース。土日には下の写真のような囲いとテーブルに椅子が並び、自由に使える公共の休憩スペースになる。
むかし私はこのパークレットを日本でもやってみたいと思い、調べたことがあったのだが日本の法律だと規制が多く難儀なんだなーと思ったことを思い出した。警察での届け出だけでなく自治体の許可が必要。あくまで車が使うスペースというのがその理由で警察は分かるのだが、自治体がなかなかオッケーを出さないらしい。きっと察するに日本には前例が少ないのが理由だろう。
ネイピア以外にもサンフランシスコでも見かけていて、人が集ういいアイデアだと思うので、いつかぜひともどこかで実現させたいものである。


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