日本で一時帰国していた時に、上野科学博物館に行った。その時に見つけたものが印象に残り、それからが今も引っかかってる。
それは冒頭に写真で載せた銅像、その名も「自由’な’女神」
この銅像のキャリアが興味深い
パチコン店の看板として宮城県多賀城市にその姿を表し、その後2010年石巻の公園の広場にその場所を移す。
その翌年、東日本大震災で胴体より左下を失う。
2014年撤去されたあと、二年後上野の東京芸大の学生、村上愛佳によりその姿を再発見され、再び姿をあらわす。
私はこの銅像を見て一瞬ポルノ作品であると感じた。
私と友人がかつて熊本の地震で被災した人に関心を寄せて直接出向いた時、被災者のおじさんは言った、「そっとしておいてくれ」と。彼は今も同じことを言っているのだろうか。
そっとしておいてほしいの裏に隠れた真意を、今の自分が少しでも汲めていることを願う。
小さな教授
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