タウランガの生活

タウランガの4-5月は収穫の時期。いろいろな食べ物が周りのお家や農家で働いている人からおすそ分けでやってきます。例えば、オレンジならこの通り。見かけはスーパーに出回っているものとは違いますが、味は濃厚で新鮮です。
その他にも、フィジョア*や、キウイフルーツ、アボカドに、レモンなどいろいろな食べ物が行き交います。
*)フィジョア:

別の日には魚釣りをした友達がやってきて、「今日は釣果が素晴らしかった、このままだと余りそうだから一緒に食べよう」と宿に魚を持ってきました。この日はみんなでフライを作って食べます。
(左下のかぼちゃは僕が作った煮物。醤油とみりんは手に入るので、それっぽいものが作れます)
食事の前に写真を一枚。
他の日には、お世話になっているモーテルの庭に生えているオリーブを収穫して、仕込み。オリーブは希望の樹と呼ばれているのですが、実は渋みの塊。生だと食べられたものではありません。害虫や害獣の被害を逃れているそれが理由のよう。
ちなみに今回はイタリアでもっとも一般的とされている、塩水につける方法で渋抜きをすることにしました。
種を取って、10%の塩水に付けます。煮沸消毒した保存瓶で保存すること約半年。食べられるようになるようです。
ちなみにブラックオリーブの果汁は血そのもの。途中の絵面は、サスペンス劇場さながらです。「なおし、だれか人でも刺してきたの?」って冗談を言われるくらいにどろどろのぐっちゃぐちゃです。
仕込みの最中、近所で逃げ回っているワンちゃんが遊びにきました。姿は可愛いのですが、獣の臭いがするのと、すごく食欲旺盛なため、いつもガラス越しに挨拶を交わして、さようならです。
そして、タウランガの生活も残すところあとわずか。5月18日にはNZから日本に拠点を移します。最後の一週間は食材を買い足さないようにしていたのですが、仲間が残ったもので良ければと食材を分けてくれます。
味噌汁に、チキンのマリネ。炊き込みご飯と、チョコレートブラウニー。デザートまであって幸せです。
このあとはまたしばらく日本編を続けます。お楽しみに♪

P.S.よっしーおめでとう、末永くお幸せに!

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