こどもの日は大人の日でした

ニュージーランドに居たときのことで書き忘れていたことがあったので、ちょっと書いておこうと思います。

ニュージーランドではオークランドに居たときから、通りでマリファナの匂いがしていました。使っている人は道端の人だったり、ホームレスだったりでいろいろだったのですが、そのことが気になって、銀行で口座を作る際に対応してくれた男性と口座ができるまでの待ち時間で「この国ってマリファナはどういう扱いなの?」と尋ねてみたところ、男性スタッフはとくに間も空けず「何、試してみるつもり?」と聞いてきた。

「いや、ただ聞いただけ。なんか通りで匂いがするからどうなってるんだっけって思って・・・」

「そっか。まぁオーストラリアもここもそうだけど、禁止だよ。でも、まぁ、警察もそんなに取り締まるってかんじじゃないよ、その辺でも手に入れられるし、街中で使う人もけっこういるよねー」

「そうなんだ。日本はすごく厳しいから、マリファナとか大麻の話をするとびっくりされるよ」

「そうらしいね。マリファナはリラックスするためのものって考えで、警察の方も”問題を起こされなければ、特に捕まえる理由はない”とか、そういう考えなんじゃないかな」

「ふーん。」

それから約一年後。5月5日、日本では

「こどもの日」

ニュージーランドではとあるイベントが開かれた。それは、オークランド大学のすぐ横。○○パーク、入場者数は軽く1000人は居たはずだ。


そこに居る人はほとんどがジョイントを口にし、大きなスピーカーから流れるガンジャチューン*に身を預けて揺れていた。揺れるだけではもの足りず、踊る人がいると思えば、ジャグリングに明け暮れる人々もいる、ただ多くのひとは恋人や仲間とのつかの間の休息に浸っているだけだ。
喧嘩も無ければ、大声を出すものも居ない。流れているのは大音量の音楽。


*ガンジャチューン: 大麻を使ってるときに心地よく感じる音楽のこと



アメリカのデンバーではある論文が物議を醸した。

それは、アルコールやコカイン、メタンフェタミン使用者が非使用者に対して家庭内暴力の増加を示したのに対し、MDMA、LSD、マリファナに関しては減少を示したというのだ。

もしかすると、20年先では今の違法なものはが合法になっている可能性もある。

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